12月18日の新千歳空港

今年は雪が少ないと書いた矢先の先週末に、陸・海・空の交通が乱れるほどの雪が降りました。新千歳空港も欠航やダイバート（他空港への代替着陸）が相次ぎ、空港で一夜を明かした人も50人ほどいたようです。

今日の新千歳空港は、滑走路や誘導路は雪がありませんでしたが、周辺には多くの雪が残っていました。

活火山の樽前山も雪をかぶって噴煙を上げています。樽前山が噴火して火山灰をまき散らすと、新千歳空港は全面閉鎖になると言われています。

空港の滞在時間：8:40〜15:40

＜オーロラ航空＞

名前が変わっても機材はサハリン航空時代のままだったオーロラ航空（サハリン航空とウラジオストク航空が統合）のオリジナル塗装機が飛来。

ロゴが「Aurora」と違うじゃないか！と言われそうですが..

右側にはちゃんと「Aurora」のロゴがあります。

Boeing 737-5L9 (RA-73002)

オーロラ航空になってもコールサインは「SAT AIR 」のままでした。さらに登録記号の RA-73002 は、以前 Transaero AirlineのBoeing 737-200 がつけていたものです。なんだかややこしい状況です。

12月19日追記：機体左側のロゴは「Aurora」をキリル文字で表したもののようです。

＜マレーシア航空＞

年末年始恒例のマレーシア航空貸切便が飛来。以前見たのとは機体の塗装が違っていました。

Airbus A330-300 (9M-MTB)

こちらが以前のマレーシア航空の塗装。

＜やはりジャンボは違うなぁ＞

雪は降りましたが、空港の除雪部隊が優秀なため滑走路にはもう雪がありません。リバースが巻き上げる雪煙を期待していましたが、トリプルセブンのエンジンでもダメでした。

そんな状況でもやはりジャンボは違いました。スケールはともかく、この冬に初めて見た雪煙です。

滑走路脇に残っていた雪を外側のエンジンが吹き飛ばしてくれました。

＜政府専用機＞

新千歳空港をベースに撮影していると日常の風景になってしまった政府専用機ですが、たまには違った角度から撮ってみました。距離が遠いのでかなり拡大してあります。

基地側から離陸して本州方面に向かった政府専用機。もう１機の専用機は12月16日から20日まで、モザンビークやコートジボワールの未経験空港で訓練しているそうです。

＜あのケイマン諸島？＞

記憶が定かではないのですが、VP-Cという登録記号は、租税回避やマネーロンダリングで有名なケイマン諸島だったと思います。20番台スポットに入ったので給油目的でしょうか。

Gulfstream Aerospace G650 (VP-CZZ)

＜チェックスター＞

先週に続いてチェックスターが駐機していました。先週は2号機で今週は1号機です。

Gulfstream IV-SP (JA001G)

コメント 2

オーロラ塗装悔しかった～
でも、楽しみもできましたわ。
by kenmei (2013-12-19 15:00) 

そのうちに「またオーロラ塗装機が来たよ」などと言われるようになって、「SAT AIR」塗装がレアになりますよ。
by osamu (2013-12-19 18:31)