「就航」と「運航」と「運行」

「就航」と「運航」と「運行」。私もよく使いますが、その違いはよくわかっていませんでした。なんとなく雰囲気で使い分けている感じだったので、あらためてインターネットの「コトバンク」で調べてみました。

＜就航＞

船や航空機が初めて航路につくこと。

＜運航＞

船や航空機がきまった航路を進むこと。

＜運行＞

＊バス・列車などが定まった道筋を動くこと。

＊天体がきまった軌道を進んでいくこと。

これによると、航空機の場合は「運行」は使わないんですね。初めて飛来した定期便の会社や機材は「就航」で、それ以外は「運航」。

そう言えば、一時休止していた路線を再開する場合は「運航再開」で「就航再開」とは言わないですね。

初めて飛来するチャーター便はどうなるんだろう？マスコミは「運航」を使っていたような気がします。

＊1月29日、バニラエアが新千歳に「就航」。

＊スカイマークがA330を新千歳に「就航」予定。

＊中国南方航空が2014年から新千歳線の「運航」を再開。

＊AIR DOが静岡空港へチャーター便を初めて「運航」した。

....という使い方になりますね。

ただし、言葉の使い方には例外も多いので単純に「こう使うのが正しい」ということにはならないと思いますが、当ブログでは上記の解釈に「できるだけ (^^;」従っていくつもりです。