札幌旭山記念公園

先週の週間天気予報では良い天気になるはずの週前半ですが、昨日は午前中に土砂降りの雨、今日もどんよりとした曇り空です。家にいても気分が落ち込むので、藻岩山の山麓近くにある旭山記念公園に行ってみました。

旭山記念公園は藻岩山と円山の中間付近にある面積約20haの公園です。下の左の写真は公園内の最高地点（137.5ｍ）付近から見た藻岩山で右は円山です。

    

公園には展望広場があり、その下側には噴水のある池があって、暑い日は子供たちが池に飛び込んで遊んでいます。池の向こう側はステージとしても使われて、夏の夜には野外コンサートが行われることもあります。

札幌市内が一望の下に見渡せるのは藻岩山の展望台ですが、標高が531ｍのため街の細部を見るには展望台備え付けの望遠鏡が必要になります。旭山記念公園は標高が低く、観光客はあまり来ないようですが、ゆったりと街並みを眺めるのには良い環境だと思います。

この公園には遊歩道も整備されていて、原始林の散策も楽しめるようになっています。

遊歩道を少し歩いてみましたが、ハマナスや栗も見ることができました。山にはもう秋の気配が漂っています。

    

カメラバッグの中にはいつもヒコーキ撮影用の七つ道具を入れてあります。標高140ｍ程度とはいえ、見晴らしの良い場所なので丘珠空港の交信を聞いていたら「アタッカー」という、丘珠では聞き慣れないコールサインが聞こえてきました。こうなると景色よりもそちらの方が気になります。
持参の資料で調べると「アタッカー」はAH-1Sという、対戦車用で「コブラ」と呼ばれているヘリコプターだとわかりました。公園から空港方面が見えないか探すと「つどーむ」が確認できたので、そちらにレンズを向けて「コブラ」がRWY14に向かって降下していくところを撮影できました。

明日の天気予報は札幌、千歳ともに雨が降りそうなので、今週のヒコーキの撮影はこれ1枚だけでオシマイになるかもしれません。