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EOS 7Dを追加購入しました。 [カメラ]

ヒコーキ写真を時々撮るようになってからこれまでに複数台のカメラを購入しました。

最初はニコンの「D70 + 18-200mm」。これは短期間で息子に永久貸与。

次に使ったのは今は亡き(あ、SONYに引き継がれたんだ)コニカミノルタの「α Sweet Digital + 18-200mm」。
良いカメラだと思いますが、手ぶれ補正がCCDシフト方式なので望遠域でファインダー像が安定せず、レンズシフト方式のカメラを物色。

航空写真雑誌を見ると「ヒコーキはキヤノン」が良いらしい...ということで次は「EOS Kiss デジタルXとダブルズームキット」。
しかしカメラ上部に表示パネルがないという単純な理由と「ファミリー向け」というイメージが強くて、これも短期間でお蔵入り。

続いて「EOS 50D + 55-250mm」。これは結構長く使いましたが、「EOS 7D」が出てからは「いつかは7D」状態に陥りました。

念願叶って「EOS 7D + 100-400mm」を購入してからはヒコーキ撮影がメインになり、「EOS 50D + 55-250mm」との2台運用でしばらく使いました。

ここで生来の「浮気の虫」がモゾモゾと動き出し「最近のニコンも良さそうだ」「異なるカメラ2台だと操作も違うし色味も微妙に違う」という自分への言い訳を考えて..
ニコンD7000とシグマの50-500mmを購入。D7000はD7100が出たあとに買ったので、定価の半額くらいでした。

IMG_1769.jpg
コニカミノルタ
α Sweet Digital + 18-200mm


<新機種登場>

これで当分買い換えることはないと思いましたが、なんと言っても50-500mmは重い。
還暦過ぎの体にはちょっとキツいなぁと思い始めたところに「EOS 7Dマーク2」と「New 100-400mm」が登場。

しかし価格を見て呆然としました。年金生活者にはとても買えるシロモノではありません。周りには「新しいのを買いました!!」という「ドヤ顔」の知人がチラホラ。正直うらやましい。
このまま指をくわえているのもシャクだが、新製品を買うには貯金が「チト」足りない。

その時目に付いたのがお役御免で棚に眠っていた「EOS 7D + 100-400mm」。EOS 50Dとの2台運用では性能と操作の違いで使いにくかったのですが、もう1台7Dを買えばシアワセになれるのでは...と気がつきました。
バッテリーや充電器など周辺機材も共用できますしね。

新品は手が出ないのでネットで中古品を探したら、「外観は美品で性能に問題なし」というものが結構ありました。価格も新品の半額以下。ローンを組めば何とかなりそうなので購入ボタンを「ポチッ!」。

...ということで、現在はめでたく「EOS 7D + 100-400mm」と「EOS 7D + 55-250mm」の2台運用体勢に移行しました。
2月17日のブログはこの組み合わせで撮ったものです。

生コンポイントで手前側の滑走路に着陸する機体を撮るとき、A330やジャンボ、トリプルセブンクラスだとEOS 7Dに100mmのレンズでは全体が入りきらないので、55-250mmクラスのレンズが必要なのです。50-500mmだと1本で間に合うのですが、前述の通り重さがネックになります。

IMG_1768.jpg
向かって左側が中古品のEOS 7D + 100-400mm
右側がこれまで使っていた EOS 7D + 55-250mm


今はニコンD7000と50-500mmが、万一のスクランブル(EOS 7Dの故障など)に対応すべく、棚の中で待機状態に入っています。

IMG_1772.jpg
待機中の Nikon D7000 + シグマ50-500mm


<64ビット化DPPとDLO>

EOS 7Dとキヤノン純正レンズの組み合わせにしたのにはもうひとつ理由があります。

昨年、キヤノン純正の現像ソフト(DPP)が64ビット化され「デジタルレンズオプティマイザ(DLO)」機能の処理が高速化されました。32ビット版には数年前から搭載されていましたが処理が重く、画像ファイルが肥大化するというマイナス面もあるようです。

「デジタルレンズオプティマイザ」は光学系に起因する特性劣化、たとえば「周辺光量低下」「画像の歪み」「色収差」「回折現象による解像度の低下」「ローパスフィルターによる解像度の低下」などに対して、カメラやレンズ固有の特性を考慮してデジタル処理で補正するという技術のようです。

わかりやすい例では「ローパスフィルターレス」のような解像度が得られる...らしいです。

対象となるカメラとレンズはキヤノン製に限定、フラッグシップ機や新機種から順次対応ということもあり、64ビット化したDPPがEOS 7Dに対応したのはつい最近のことです。レンズは2本ともに対象でした。
JPEGやTIFFは対象外でRAW画像の現像時のみに適用されます。

2月17日のブログ写真はすべて「デジタルレンズオプティマイザ」処理をしたもので「シャープネス」は最小にしてあります。(シャープネスの数値は1かゼロ)
これまではシャープネスを強めにかけると画像の輪郭部に白いエッジが目立ちましたが、「デジタルレンズオプティマイザ」では白いエッジは目立たないようです。

この白いエッジはいかにも「シャープネス処理をしました」と言っているようで嫌だったのですが、これが目立たずに解像度が上がったように見えるのはうれしいことです。


<CFスロットでSDカードを使う>

今回はもう一つ新しいものを追加しました。
それはSDメモリーカードをCF(コンパクトフラッシュ)メモリーカードとして使えるアダプターです。

IMG_1774.jpg
左がCFメモリーカード、中央が変換アダプター。
SDメモリーカードをアダプターに差し込んで使います。

この手のものは過去にもいくつか製品化されていますが、動作が不安定だったり読み書きの速度が大幅に低下するという問題がありました。今回購入した製品はEOS 7Dで問題なく使えて速度低下も少ないという評判だったので買ってみました。

現在ではCFよりもSDのほうが価格も安く入手しやすいので、CFのみ対応のカメラでSDが使えるのは助かります。
実際にSanDiskの「SDHC Class10 30MB/秒」というSDカードを使ってみましたが「400倍速」のCFに比べれば読み書きの速度はやや劣るものの、RAWの高速連写以外では実用上差し支えないと個人的に判断できました。

これでD7000で使っていた16GBのSDカードがEOS 7Dでもそのまま使えることになり、満足しています。
なお、EOS 7Dマーク2ではCFスロットの規格の違いから、この製品は使えません。


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