5月29日の新千歳空港

今週中では一番天気が良さそうな日を選んで出動したのですが..

何が写っているかわかりますか？

画面中央に、成田から飛来して7:30頃に着陸したバニラエアのJA01VAがいます。朝から新千歳名物の霧が発生し、目視ではほとんど何も見えない状態でした。

現地での滞在時間：7:15〜15:30

＜霧の中＞

昨日もSTVやHBCの天気カメラ映像では霧が発生していました。この時期は頻繁に発生しますが、8時をまわるとほぼ解消します。

この状態はかなり回復してきた頃です。 (JA8197)

せっかくの国際線用ワンワールド塗装機も霞んでいます。 (JA732J)

この日は南風で、RWY19RのカテゴリーⅢb仕様のILS（計器着陸装置）が使えるため、自動着陸を行っていたと思います。バニラエアが降りてきたときは生コンポイントからは機影が全く見えず、逆噴射の音で「いま着陸したんだな」とわかった次第です。

それにしても、このような状態で機体を着陸まで誘導する電波航法や着陸支援設備はすごいですね。

＜プライベートジェット＞

久しぶりにプライベートジェットを見ました。

HaWker Beechcraft King Air 350ER (N256NM)

丘珠で見かける陸自のLR-2と同型のヒコーキです。8:40頃に離陸し、アラスカのAdak空港を経由してアンカレッジに向かったようです。

陸上自衛隊のLR-2

Dassault Falcon 900EX (N988H)

11:40頃にアンカレッジから飛来。オーナーが「HONEYWELL INTERNATIONAL INC」となっているので、世界的な大企業「ハネウェル」社の社有機なのかもしれません。

＜チャーター便＞

マイアミ国際航空　Boeing 737-800 (N732MA)

マイアミ国際航空はチャーター専門の航空会社で、米軍の依頼で飛ぶことも多いです。新千歳でも時々見かけます。

9:20頃に離陸し、カナダのフェアバンクスを経由してドミニカに向かったようです。

＜自衛隊＞

午後からRWY19エンド側に移動。南風が吹いているとき、戦闘機がオーバーヘッドアプローチで着陸するときはRWY19エンドの上を通過します。

F-15J　矢印はAAM-3空対空ミサイルと思われます。

下側から見たところ。

ミサイルは本物なのか模擬弾なのか、写真ではよくわかりませんが、赤外線をキャッチする部分（赤外線シーカー）が装着されていないようにも見えるし、防衛省のホームページに29日の戦闘機スクランブル情報が出ていないので、模擬弾かもしれません。

＜特別塗装機＞

バニラエアの1号機。濃霧の中での着陸から約50分後に離陸。

バニラエアの「LOHACO」

ANAのスターアライアンス

ANAのピースジェット

お久しぶりのANAモヒカン。

毎度お馴染みのキティジェット。

＜番外編＞

空港から帰宅して駐車場で荷物の整理をしていたら、上空をヘリコプターが旋回していました。このヘリはNHKの取材用です。

近くにある公園内を流れる川で高校生が行方不明になるという事故があり、その取材だったようです。