1月6日の新千歳空港

2010年最初の水曜日はどんよりとした曇り空。行こうか行くまいか迷いながら家でゴロゴロしていたのを見かねたのか、妻が「私も行く」。その一言で決まりました。妻をターミナルビルに置いて生コンポイントに行ったら、車は１台もいませんでした。

活火山の樽前山（左）と風不死岳

誰もいないのかと思ったら、左手のフェンスが低くなった場所にバックパックを背負った人が一人。私は車を出たり入ったりして風を避けていましたが、その人は雪煙が舞い上がるほどの風の中、私が来てからでも２時間近く立ちっぱなしで撮影していました。その後、歩いて帰っていきましたが、いやはやすごい人がいるものですね。

B767の向こうに見えるのは航空自衛隊のT4

今日はサハリン航空の臨時便が２便予定されていました。たぶん機材が「赤SAT」と思われる12:30着の便に間に合わせようと高速を飛ばしてきましたが、予定の時刻になってもアプローチに入感なし。携帯で調べたら15時着予定に変わっていました。
それまで待つしかないので、腰を落ち着けて離着陸機を撮影。中国東方航空のAirbus A319が着陸し、中国南方航空の同じくA319が離陸。

    

「お花ジャンボ」が離陸。B747引退の噂も聞こえてきますが、いつまでこの姿を見ることができるんでしょうか？

    

「国際航空」という名がついていながら、いまだに国際線を飛ばないAir Do。１号機として導入されたJA98AD「はこだて」が離陸。後発の「スターフライヤー」が国際線チャーター便を飛ばしているけれど、Air Doはまだなのかな。

    

SATのもう１便のチャーター機が着陸。こちらはおなじみのダッシュ8。風が強いので着陸がやりにくそうでした。

    

スカイマークのBoeing 737-800とJ-AIRのエンブラエルE170が離陸。スカイマークのハートの色を、前に「黒」と書いたような気がしますが、よく見ると垂直尾翼の「青」と同色でした。E170は新千歳ではすっかり見慣れました。

    

エバーのAirbus A330とチャイナエアのBoeing 737-800が、台北から相次いで飛来。チャイナエアラインのコールサインは「ダイナスティ（王朝）」というのだからすごいですね。

    

日本のハブ空港(?)成田行きのIBEXと、アジアのハブ空港「仁川」行きのコリアンエアAirbus A330が離陸。

    

 

15時近くになってエアチャイナのBoeing 737-700が離陸し、キャセイのBoeing 747-400が着陸。

    

15時を過ぎても「遅延しているSAT」飛来の気配がなかったので、一旦ターミナルビルへ入ってお茶してから帰りました。家に帰ってから発着情報を見たら、SATは18時過ぎに到着しました。

今日は自衛隊側にもいろいろなヒコーキが来ていました。生コンポイントから250mmのレンズでは苦しいのですが、思いっきりトリミングしてみました。冬場は空気の揺らぎが少ないので夏場に比べればまだマシな写りのようです。

 

    

海上保安庁のダッシュ8-Q300と航空自衛隊のC-1輸送機。ダッシュ8は登録記号から、昨年10月28日にデリバリーフライトで飛来した機体だと思います。C-1は定期的に来ていますね。

もう1機は海上自衛隊の対潜哨戒機P-3C。 対潜哨戒機がなんで航空自衛隊の基地に来たんだろう？新年のご挨拶？

最後は地元、千歳基地のF-15DJ。昨年末はF-15のトラブルが続きましたが、今年は大丈夫でしょうね。