9月2日の新千歳空港

週明けから良い天気が続いている札幌周辺ですが、久しぶりに水曜日の新千歳に行ってきました。

風は南風でしたがとりあえず生コンポイントへ直行したらすでに先客が３名。おや、珍しいと思いながらターミナルビルを見たら、「コブクロジェット」が駐機しているではありませんか。車の外にいた人にいつ頃着陸したのか尋ねたら「つい先ほど」という返事。
千歳市内を走っているときに、JALのトリプルセブンが降りていくのを見ていましたが、どうやらそれだったようです。残念！それでも離陸を撮ることはできました。

    

札幌を出るときは快晴でしたが、空港に着いたときには空は雲に覆われていました。青空をバックに..と思っていたのでちょっと残念でしたが、お花ジャンボとone World塗装機が相次いで着陸。先月25日に飛来したone world機はトリプルセブンでしたが、今回は767です。

    

その後はRWY19側に移動しました。11時20分頃に747-400（Dタイプでないウイングレット付き）が着陸態勢に入ってきました。政府専用機も飛んでいたのでそれかなと思いましたが、JAL機です。はて、今日は国際線チャーター便があったかなと思って無線を聞いたら「ジャパンエア515」と、定期便のコールサインでした。

どういういきさつで747-400が国内線に投入されたかは知りませんが、その後はターミナルビルに移動して駐機中の姿を撮影。新千歳でこういう角度からウイングレット付きの747-400を撮ったのは初めてです。

ターミナルビルに移動する少し前から、空港上空は予報通り晴れてきました。747-400も青空をバックに離陸していきました。クラシックジャンボが引退してしまったので国内線ジャンボは747-400Dだけになりましたが、今後も国際線仕様のジャンボを投入してくれると写真を撮る側としてはうれしいです。

    

政府専用機は空港側滑走路で何度もタッチ＆ゴーを繰り返していました。「どうして自衛隊側の滑走路を使わないのか？」と聞かれたことがありますが....なんででしょうね？　私は空港側の方がうれしいんですけどね。
専用機はこれまでは自民党所属の総理大臣を乗せて飛んでいたのですが、これからは民主党の総理大臣を乗せて飛ぶことになりますね。専用機は無駄だから廃止しろ！..と言わないでね、鳩山さん。

A-netが来年度は丘珠から引き上げるという話は、今の情勢ではひっくり返りそうもありませんが、今度は北海道エアシステム(HAC)の筆頭株主JALが、現在の出資比率を51％から引き下げることで49％出資の道側と話し合いを始めるというニュースが流れてきました。
そうすると道が筆頭株主になるわけですが、財政難の道側がすんなりOKするわけもなく、これも難航しそうです。JALも完全撤退ではなく、整備機材や人員は提供するということのようです。でも路線縮小は避けられないでしょうね。

 

    

北海道の航空事情は、特に地方路線で良い話は聞こえてきません。旭川乗り入れのアシアナ航空は11月上旬から無期限運休に入るということですし、サハリン航空の函館線も運休が続いています。サハリン航空の新千歳線は今のところは水曜・土曜に飛来しています。

湿っぽい話になってきましたが、夕方には再び「コブクロジェット」が飛来。これを撮って空港を引き上げました。