8月10日の旭川空港：sky-blueな日々：SSブログ

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8月10日の旭川空港　[飛行機] [編集]

３日ほど前に急に思い立って、10日は旭川空港に遠征してきました。旭川は旭山動物園に２度行きましたが、空港は初めてで家族も同行しました。

高速を使ってちょうど３時間で到着。ターミナルビルへ入る前に、空港に隣接する空港公園「グリーンポート」へ。ここは小高い丘のようになっていて日差しを遮る東屋風の、ベンチが置かれた施設があり、30度を超える気温のもとではありがたいです。写真はそこから見たターミナルビルとエプロンで、脚立なしで滑走路側の撮影もできます。

ここには空港施設の配置と説明、時刻表が書かれたボードもあって、見学者に対するサービスはとても良いと思いました。右の写真は公園のすぐ近くにある「旭川VOR/DME」です。どんな施設なのかは写真左の説明をどうぞ。

旭川遠征の一番の目的は、新千歳に乗り入れていない韓国「アシアナ航空」機を撮影することです。搭乗率の低迷から撤退という話も出ていたのですがその後どうなったかは知りません。今のところは週４便の運行です。到着は11：50の予定ですが、それより20分も早く一旦空港上空を通過してからRWY34に着陸しました。

正午頃になるとターミナルビルや公園からは滑走路側が半逆光気味となりますが、着陸後エプロン（スポット）に向かってタキシングする機体やスポットインした機体はきれいに撮れます。

ここまでは公園から撮った写真で（VOR/DMEは除く）、この後ターミナルビルの展望デッキへ移動し（入場料は50円）、スポットインしたアシアナ機を撮影。ここの展望デッキも新千歳や丘珠同様にフェンスが低くて撮影しやすい環境です。入場が有料のためデッキにはトイレがあります。

アシアナ機についての妻の感想は「正面から見ると地味だけど、横から見ると派手」だそうです。なるほど。

アシアナが使っているAirbus A320は、ANAや中国東方航空の機体で見慣れているはずなのに、カラーリングが変わると別の機種のように見えました。

遠征の２番目の目的は、最近新千歳では目にする機会が少なくなったAirbus A300-600Rの撮影です。旭川にはジャンボやトリプルセブンは就航せず、300名前後の定員のワイドボディ機は、JALのA300-600RとAIR DOのBoeing 767-300です。そのA300は東京からほぼ定刻に到着。

続いてAIR DOの「クマちゃんジェット」も東京から到着。新千歳では見慣れた機体ですが、場所が変わると新鮮に見えます。

この後は昼食をと思って３Fのレストラン街に行きましたが、あまり財布には優しくないその値段に驚いて、２Fのファストフード店のようなところで食べました。今度来るときはコンビニでおにぎりを買ってこようと思います。

午後からはターミナルビルと滑走路を挟んで反対側の土手のような場所に移動。こちらは午後から順光です。13時過ぎにアシアナ機がプッシュバックを開始してRWY34へ向かいます。旭川のターミナル管制はクリアランスデリバリとグランドも兼ねているので、周波数切り替えなしで飛行承認から離陸までをモニターできるので便利です。

ほぼ定刻通りに韓国ソウルの仁川空港に向けて飛び立ちました。

アシアナ機離陸の５分後に予定より約30分遅れでクマちゃんがプッシュバック。この写真からは３Fの展望デッキの様子がわかります。

誘導路を通って滑走路手前で待機の指示。しかしその後10分以上経過しても動きません。無線をモニターしてみると着陸機を待っている様子。新千歳と違って滑走路１本だとこういうことも起きるのですね。

ところがそのあとに珍事発生。マイクの切り替えミスなのか、機長が乗客に状況説明する様子が管制塔との無線に流れてしまいました。実は昨年末に公開された「ハッピーフライト」という映画で同じような場面があったのですが、あくまでも話をおもしろくするためのものと思っていたので、実際に目の前で起こって「あれ？あれ？」という感じでした。

そうこうしているうちにJALのMD-81が関西から飛来して着陸。予定ではアシアナ機到着と同じ頃に到着だったのですが、台風の影響でしょうか？　続いてANAのBoeing737-500がセントレアから飛来。こちらは予定通りの到着です。