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これまでに関わったカメラたち [カメラ]

簡単にこれまで触れてきたカメラを一眼レフに絞って書き出してみます。記憶のかなたに霞んでいるものもあるので正確ではない部分もあります。

(1) キヤノンFT-QL  学生時代(昭和43年頃)
QLはクィックローディングの略だったと思いますが、父を保証人にしてローン(当時は割賦販売と言っていたような)で購入したものです。フィルムは当然モノクロでネオパンSSあたりが常用だったように記憶しています。レンズは交換した覚えが無いので標準1本だったのでしょう。

(2) オリンパスM-1 (昭和40年代後半)
発売後にライカからクレームが付いて「OM-1」と名称変更になった、小型で扱いやすいカメラでした。このカメラでは50mmの標準レンズと135mmの望遠レンズを使いました。シャッターの設定ダイアルが本体のレンズマウント部にリング状になっているユニークな構造です。
使い始めた頃は近所のカメラ屋さんの薦めもあって、コダックの「パナトミックX」という低感度・高解像度のモノクロフィルムを自分で現像していました。とにかく階調が豊かで大伸ばしにも耐えるフィルムでしたが、一般のカメラ店では入手しにくく、東京から北海道に転居した時点でカラーフィルムに移行しました。ポジフィルムを使い始めたのもこの頃ですね。
いま手元には息子がカメラ仲間から譲ってもらったOM-2とOM10がありますが、残念ながらフィルムの巻上げができなくなってしまいました。

(3) ニコンD70 (平成17年)
オリンパスM-1からかなり間が空きましたが、この期間は趣味がカメラから無線やオーディオに移っていた時期です。カメラはフィルムもデジタルもコンパクトタイプを使っていました。D70は退職を機に息子と共用で使うために購入したものです。さすがにそれまで使っていたコンパクトデジカメとは一線を画す写りに驚いたものです。でもすぐにD70sが出てがっかりしましたが、ニコンらしい切れの良い描写をします。

(4) コニカミノルタα Sweet DIGITAL (平成18年)
D70を息子と共用していましたが、やはり自分専用のカメラが欲しくなり、当時話題になっていた「手振れ補正」付きのコニカミノルタにしました。同時に購入したレンズメーカーの18-200mmとの相性が悪く、その後コニカミノルタ純正レンズに交換したというオマケ付です。レンズはシグマの17-70mm、70-300mmを追加しましたが、コニカミノルタがカメラから撤退したため、それがソニーに移管されるまではヤキモキしましたね。70-300mmは野鳥撮影のために購入したのですが、それがヒコーキ撮影の原動力になったのですから世の中一寸先はわからないものです。
手のそれほど大きくない私には持ちやすい形状のボディですし、600万画素ですが今も手放す気にはならず、時々家庭内でのスナップに使っています。このブログにも何枚かこのカメラで撮った写真を載せています(おせち料理など..)

(5) キヤノンEOS Kiss X2  (平成20年前半)

α Sweet DIGITALでヒコーキ写真を撮り始めて数ヶ月、息子のD70用に手振れ防止のVR 18-200mmを購入し、それでヒコーキを撮ってみたらファインダー像がピタリと安定するではありませんか。このときからレンズ内手振れ防止のレンズが欲しくなりましたが、αマウントにはありません。どうせなら1,000万画素以上のカメラでと、ニコンのD80、D60を検討しましたが、D80はそろそろD90に変わるだろうという噂があり、D60はヒコーキ撮影にはAFの性能に不安がありました。D300は予算オーバーで問題外。
以前からヒコーキ写真にはキヤノンの製品が多く使われていることを航空専門誌で見ていたので、レンズマウントの変更には(一瞬だけ)悩みましたが、40DとKiss X2に候補を変更。40Dのボディ価格でX2のダブルズームキットが購入できるのが決め手になり、Kiss X2を購入しました。ただ、AF性能には少し不安がありました。

(6)
キヤノンEOS 50D (平成20年後半)
Kiss X2と55-250mm、70-300mmのISレンズでヒコーキ撮影を始めました。ファインダー像が安定して被写体を捉えやすくなったのですが、時々フォーカスの外れた写真も見受けられます。連写は使いませんがAIサーボでロックしているはずなのに、1秒間隔くらいで連続してシャッターを切った中の1枚だけがボケている状態です。腕が悪いのは確かですが、どうもそれだけではないような気もしました。ここで購入時に気になったAF性能に疑いの目が....。

40DのAF性能については写真専門誌などでも評価が高かったので比べてみたいとは思ったのですが、ヒコーキ撮影の現場で試用する訳にも行かず、これは買うしかあるまいと密かに購入計画を立てていたら、50D発売のニュース。さっそく本体を買う前に50Dの「親切マニュアル」や「完全ガイド」といった本を、さりげなく妻の目の触れるところに置いて「買うぞ..買うぞ..」とアピール。その甲斐あったかどうかはわかりませんが、12月初めには50Dが宅配便でやってきました。その使用感については別記事で書いている通りです。

現在手元にあって動作する一眼レフはD70以降の4台と、学生時代に息子が使っていたキヤノンのEOS 1000、息子が当時のカメラ仲間から貰ったミノルタのSR-T101です。こういうカメラを眺めているとフィルムで撮影してみたくなりますね。


コメント(2) 
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コメント 2

はぢめ

どうもです!

学生時代にCanonを使っていた事もあるんですね。
丁度F-1とかが出ていた頃のカメラでしょうか?

そちらにあるOM-2とOM-10は電子シャッター式なので、シャッターが巻き上がらないのは、おそらく電池切れだと思いますが、もうこのカメラに対応している電池ってないんでしたっけ?(水銀電池に変わって代替品が出ていた様な・・)

OM-1とSRT-101は機械式シャッターなので、露出計は電池切れで働かないかもしれませんがシャッターは切れますね。
OM-1とOM-2は、ワインダーが共用だったと思うので、壊れてなければワインダーもあったと思います。

最近は専らGR-Dばかり使用していますが、久しぶりにD70やフィルムもやってみたいですね。


by はぢめ (2009-01-05 19:37) 

osamu

オリンパスはそのほかにもファインダーやミラーにも腐食が見られるので、今のところはそのままになっています。SR-T101(最初の記事でSRT-101と書いたけどSR-T101なので訂正)はフィルム巻き上げもシャッターも動作しています。

機会があれば撮ってみたいけど、うちにはスキャナーがないから、アップロードできないなぁ。フィルムで撮ってプリントして、それをデジカメで再撮影してアップロード....ってのもねぇ。
by osamu (2009-01-05 21:15) 

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