12月3日の新千歳空港 [飛行機]
12月に入っても根雪どころか雪そのものが降らない天気が続いています。それでも例年通り新千歳の展望デッキは閉鎖されていました。空港のような大規模施設だと、状況に合わせて臨機応変に....とはいかないようですね。
12月とは言ってもフライトスケジュールにそう大きな変化はないようですが、そうなると定期スケジュールにはないフライトに期待したいところです。3日は北寄りの風だったので、午前中は順光の通称「生コンポイント」で着陸と出発の両方を狙いました。
アプローチ(APP)の無線を聞いていたら「フェディックス」というコールサインが聞こえてきました。貨物専用の航空会社で、前日にも飛来していたようです。やがて木立の陰から3発機(エンジンが3個)独特の機影がRWY01Rにランディング。機種はMD-11F(N583FE)でした。
FedExの少し前にJALの2016年東京オリンピック招致特別塗装機が飛来。以前から来ていた機だなと、あまり気にもしないでシャッターを切ったのですが、家に帰ってよく見たら標語が一部違っていました。前に見たのは「日本だから、できる。あたらしいオリンピック!」の「オリンピック」の部分が「パラリンピック」に変わっていました。どうやら機体の左右でオリンピックとパラリンピックに使い分けているようです。
到着機をもう1機。AirDoのBoeing 767(JA98AD)で、AirDoは今年10周年を迎えたという話を前に書きましたが、この機は登録記号からもわかるように創業時の第1号機、まさにAirDoの歴史を背負って現役で飛んでいるんですね。私も単身赴任時にはよくお世話になりました。
次は出発機です。今日は政府専用機が空港側ではなく自衛隊側の滑走路でタッチアンドゴーを繰り返していました。下に見えるのは建設中の新国際線ターミナル工事用のクレーンです。
生コンポイントから引き上げる直前に「お花ジャンボ」が離陸です。大型機の離陸はいつ見ても迫力があります。地上では燃料の重みで垂れ下がっている主翼も、空中では先端が上に反っていますね。
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