’18年5月16日の新千歳空港 [飛行機]
昨日の丘珠に続いて今日は新千歳です。昨日は思いつきでの出動でしたが、今日は予定通りの出動です。
今日から運航開始したIBEXの「むすび丸ジェット」の飛来を期待していましたが、残念ながら願い叶わず。今日は写真が少ないので文章はいつもよりも長いです。^^;
<フライトチェッカー>
7:30頃にANAの東京行きが離陸のためRWY19に向かいました。撮影のために生コンポイント左側にある撮影場所に移動して待機。ここからはRWY19の滑走路端は見づらいのですが、すぐに離陸するだろうと思っていました。
ところがなかなか離陸せず、どうしたのかと思っていたらエンジン音とともにいきなり目の前にトリプルセブンの機体が現れました。
通常は着陸に使うRWY19Lから離陸。
RWY19Rを注視していたので少々慌てました。^^;
間近で離陸上昇する機体は迫力があります。
2機目のJ-AIRもRWY19Lから離陸。
RWY19Rには小型機がいたので、これがトラブルを起こしてRWY19Rから離陸できなかったのかと思っていたら、こちらも軽々と離陸。
小型機の正体は・・航空局の飛行検査機でした。
Cessna 525C Citation CJ4 (JA012G)
RWY19Rの滑走路端で何かの検査をしていたのでしょう。その間は離陸のためにRWY19Lを使用したということですね。「タワー」の交信を聞いていればすぐにわかったことでしたが、この時は「アプローチ」を聞いていました。^^;
今回は飛行検査機がどんな航路を飛行しているのか、フライトレーダー24で調べてみました。左が午前中、右が午後の経路です。午前中は空港周辺を飛んでいますが、午後からは石狩と新千歳の南側にあるVOR/DME(電波による航空標識)付近を飛んでいます。
石狩では見事な円を描いていますね。飛行検査機のパイロットには高度な操縦技術が求められると聞いたことがあります。この日は秒速7〜8mの南風が吹いていましたが、午前のコースでわかるようにRWY19だけではなく送り風状態のRWY01へのローアプローチ(滑走路上を低高度で飛行)を実施しています。このような不安定な状況でも正確にコースを飛ぶ技術が必要ですね。(前掲の機体の写真はローアプローチの時です)
午後のコースでは、着陸時に最終進入コースに入ろうとしているジェットスターの前に飛行検査機を割り込ませるような形ですが、管制官は安全と判断して指示を出しているし、飛行検査機とジェットスターは約3分の間隔で着陸していました。
<スペシャルカラー>
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