’17年9月5日の新千歳空港

今週は前半が好天のようで、今日の新千歳は快晴の、気持ちの良い空でした。気温は25度くらいまで上がって少し暑かったのですが、風はもう秋風の感じがしました。

樽前山の山裾に少し雲がかかっていました。

現地での滞在時間：6:45〜14:40
使用滑走路：RWY19 L/R

＜緊急着陸の機体＞

昨日の夕方に新千歳から香港に向かっていた香港航空の機体が、秋田沖で機内の気圧が低下したという警報が出たため新千歳に引き返して緊急着陸したという出来事がありました。国道36号線を走っていたら50番台のオープンスポットに香港航空の尾翼が見えたので立ち寄ってみました。

Airbus A330-300 (B-LNT)
空港での撮影中には離陸しませんでした。

＜ミニオン捕獲＞

7月27日に就航した「JALミニオンジェット」。JALがユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新しいアトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」に協賛したラッピング機です。

仙台には頻繁に来ているようですが新千歳にはほとんど飛来せず、今回も「来ないだろう」と思ってJALのWebサイトでのチェックを怠っていたら、11:15頃にいきなりの登場で慌てました。チェックの手を抜いてはダメですね ^^;

Embraer ERJ-190 (JA248J)

黄色い顔の、水中メガネをかけたようなキャラクタが「ミニオン」らしいのですが、USJに行ったことがないので詳しくは知りません。

今日は４回の飛来が予定されていたので、午後からRWY19側に移動して反対側も撮影。

今日の撮影時間中は好天が続き、色もキレイに撮れて良かったです。

＜メイド・イン・ロシア＞

12:28頃、上空の青空にコントレール（飛行機雲）が見えました。北海道の上空は頻繁に国際線が飛んでいるのでレンズを向けてみたら、よく見かけるトリプルセブンやA330、A380とは違う機影が見えました。

「Frightradar24」でチェックしたらロシア製の「スホーイ・スーパージェット100」であることが判明。緊急着陸でもしない限り新千歳ではお目にかかれない機体です。

ユジノサハリンスクから成田に向かっていたようですが、これで私も「スホーイ・スーパージェット100」を撮った・・ことになるんだろうか？

＜プライベートジェット＞

12:34頃にプライベートジェットが飛来。

Bombardier BD-700 Global Express (M-FINE)

国籍記号「M」はどこだったか以前にも悩んだのですが、googleで調べたら過去に自分が書いたブログ記事がヒットし、イギリス領の「マン島」だったことがわかりました。過去の自分に助けられた気分 ^^;

Cessna 525C Citation CJ4 (JA008G)

プライベートジェットではありませんが、今日も航空局の飛行検査機「チェックスター」が早朝から飛行中。8月30日は9号機でしたが今日は8号機でした。

前回も今回もRWY19Lを重点的に検査していたようです。RWY19L側のILSは最近設置されたばかりなのでそのためでしょうか？

＜自衛隊機＞

9:29頃にRF-4EJが離陸。生コンポイントからはシリアルナンバーが読めません。

証拠写真ということで・・・^^;

＜今日の特別塗装機＞

ANA　「スターアライアンス」

JAL　「2020年東京五輪応援ジェット」( JA773J)

JAL　「2020年東京五輪応援ジェット」 (JA751J)

ANA　「2020年東京五輪応援ジェット」

中華航空　「SKY TEAM」

SKY　「タカガール」

＜懸念＞

9月6日の読売新聞朝刊・道内版に気になる記事がありました。空港民営化との絡みで、増え続けるインバウンド需要に応えるため、自衛隊側のRWY 18L/36R（東側滑走路）を民間機も使えるようにできないかということが検討されているそうです。

自衛隊側滑走路はこれまでにも空港側が一時的に使えなくなった時に臨時に使えましたし、日常的に使えることは良いことだと思います・・が・・写真を撮る側としては走り回る範囲が広がるので素直に喜んで良いのかどうか・・

国際線ターミナルは自衛隊側の滑走路に近いので、海外の航空会社にとっても反対する理由はなさそうですが、近年は自衛隊側での撮影環境も良いとは言えないので、滑走路解放時には国際線ターミナルにも送迎デッキを設置してもらいたいものです。（防衛との絡みで難しいんだろうなぁ）