海王丸が石狩湾新港に寄港 [乗り物全般]
札幌市の隣町、石狩市にある「石狩湾新港」に「海の貴婦人」と呼ばれる「海王丸」が入港し、帆を張る「セイルドリル」が行われるという新聞記事を朝食時に読んで、さっそく行ってきました。
今回は石狩湾新港開港20周年記念事業に合わせて寄港したそうです。
新港の臨時駐車場近くまでは1時間半位で行けたのですが、そこから駐車場に入るまで45分くらいかかりました。帆船の人気はすごいですね。
Wikipediaによれば、海王丸は海事教育の練習船で、現在は独立行政法人航海訓練所に用船契約されています。建造は民間の寄付により行われたため、国有にはなっていません。
海王丸は1989年の建造で、総トン数は2556トン、全長は約110m、帆船ですが2機のディーゼルエンジンを備えています。なお現在の海王丸は2代目で「海王丸Ⅱ世号」となります。
<準備>
帆を張る前の海王丸。
骨組みだけという感じです。
帆を張ったとき、風で船体が流されないようにタグボートが待機。
船首部分で準備が始まりました。
<セイルドリル>
海王丸は全体で36枚の帆を持っているそうですが、今回は突風も予想される天候のため、張る帆の数は半分程度になりました。
最初に青い服の船員が登り始めました。
続いて白い服の実習生も一斉に登ります。実習生は裸足です。
帆を張る準備。高所恐怖症の私にはできません!
この状態で全員が甲板に降りました。
甲板上でワイヤーと滑車を使って帆を張っていきます。
少しずつ帆が張られていきます。
これで予定していたすべての帆を張り終えました。
今回は風の影響を少なくするため、帆は進行方向に対して直角ではなく、少し角度を付けてあります。そのため帆を支える腕木のような部分は左右に回転するようになっています。
<船を見学に行っても、なぜか飛行機 ^_^; >
丘珠空港のRWY14に着陸するヒコーキは、石狩湾新港の上空を通過するようです。
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