EOS 50Dの色調 [カメラ]
最近購入した本に「EOS 50Dはマゼンタ寄りの色調になる」ということが書かれていました。「CAPA 6月号」と「航空ファン」特別編集の「デジタル飛行機写真スーパーテクニック」です。
以前からマゼンタ寄りになることは感じていましたが、自分のモニター環境のせいだろうと思っていたので、実際にその傾向があることがわかってちょっとビックリ。先日新千歳に行ったときにホワイトバランスの違いによる比較撮影をしてみました。
ヒコーキ撮影の合間に撮影したのでとても厳密な比較とは言えませんが、ある程度の傾向はわかると思います。使用レンズはEF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISでピクチャースタイルは「忠実設定」です。RAWで撮影、DPPで現像してリサイズしJPEGに変換しています。露出は比較する2枚は同じです。
まず、KISS X2と50Dのホワイトバランス「太陽光」の比較。50Dの「太陽光」がマゼンタ浮きが大きくなると「CAPA」に書かれていたのでそれの確認。
手持ち撮影なので構図は同じではありません。左がKISS X2、右が50Dで、時刻は10時30分頃です。
次は50Dのホワイトバランス設定による比較。左が「太陽光」、右がグレーカードを使った「マニュアル」です。時刻は11時頃で、露出は上の写真よりも少し暗めです。
撮影場所は変わりますが、今度は50Dの「オート」と「マニュアル」ホワイトバランスの差。左が「マニュアル」で右が「オート」です。「太陽光」の時ほど差はありませんが、「オート」の場合は被写体や背景によっても色調が微妙に変わるように思われたので、やはりグレーカードによる「マニュアル」が無難のようです。
次は50Dのホワイトバランス設定による比較。左が「太陽光」、右がグレーカードを使った「マニュアル」です。時刻は11時頃で、露出は上の写真よりも少し暗めです。
私のモニター環境では、「マニュアル」のほうがKISS X2に近い色調のように見えます。
撮影場所は変わりますが、今度は50Dの「オート」と「マニュアル」ホワイトバランスの差。左が「マニュアル」で右が「オート」です。「太陽光」の時ほど差はありませんが、「オート」の場合は被写体や背景によっても色調が微妙に変わるように思われたので、やはりグレーカードによる「マニュアル」が無難のようです。
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