「追い写し」と「流し撮り」

デジタルカメラに関する本を読んでいたら、「追い写し」という言葉とその作例が載っていました。これって「流し撮り」じゃないの？....というのが今回の記事を書くきっかけでした。

結論を先に書けば「追い写し」と「流し撮り」は同じもの..ということらしい。Webで検索してみても、ほとんどそう書いてありました。読んだ中でひとつだけ「流し撮りとはメインの被写体を流れるように撮ったもの」というのがありました。例えていえば夜の首都高速を走る車の流れを、30秒くらいかけて写した写真をイメージしてもらえばわかりやすいですね。

「追い写し」はメインの被写体が止まって背景が流れる写真ですから、この説だと「追い写し」と「流し撮り」は逆の意味になります。私としてはこの少数説に賛同したい気持ちです。

「追い写し」と「流し撮り」が同じ意味だとすると、どうして「流し撮り」が一般的になったのか、そのあたりのことはわかりませんでした。

「流し撮り」という言葉には「流麗」なイメージがありますが、被写体を追いかけながら写すヒコーキ写真には「追い写し」という言葉の方がピッタリだと思うんですけどねぇ。

追い写し？ 流し撮り？