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Canon EOS 50Dの使用感(3) [カメラ]

1回で終わらせるつもりだったこの記事も3回目です。使っているうちに気づいたことや、前の記事で不足していた部分などを追加します。

前回の記事で、50DのAF用センサーと制御用ICは40Dと同じということをキヤノンの技術者が述べており、そのためAF性能は40Dと大差ないのではないかと書きましたが、その後調べたところアルゴリズムに変更が加えられており、特に動体予測の部分はEOS-1D MkⅢと同様になっているそうです。Nikon D3登場まではヒコーキ撮影といえばEOS-1D系が最高峰でしたが、そのEOS-1D MkⅢと同様のアルゴリズムが50Dに採用されたというのは心強いですね。

今回はAFの続きになりますが、AFマイクロアジャストメントについて....
現在ヒコーキ撮影に使用しているレンズは、EF-S 55-250mm F4-5.6 ISと、EF 70-300mm F4-5.6 IS USMです。55-250mmは周辺光量の落ち込みが少し多いかなという程度で、価格を考えれば特に大きな不満はありません。70-300mmは以前から望遠側でのフォーカスが甘いという感じを受けていました。Kiss X2から50Dに替えて良くなった印象はあったのですが、PC画面上で拡大してみるとまだ気になるところはありました。

気になると確かめたくなる性格なので、同じ被写体を位相差AFとライブビューのコントラストAFで比較してみました。その結果わずかながら位相差AFのほうが甘めのフォーカスになります。レンズ自体は望遠側でもそれほど解像度が落ちていないことがわかりました。
そこでAFマイクロアジャストメント機能を使って、望遠端付近でフォーカスの良くなる位置を探したところ「-10」付近が一番良さそうな感じです。少しずらし過ぎかなとも思ったのですが、この状態で撮影したのが1月7日の新千歳空港での写真です。RAWからJPEGに変換してさらにリサイズしているので参考にはならないと思いますが....

これまでは300mm付近で撮った場合、機体後部にある登録記号(JA98ADなど)が、ややにじんだような感じだったのが、輪郭がはっきりしたという印象です。本来なら比較写真を載せるべきかもしれませんが、厳密な比較をしたわけではないのでここには載せません。単に私がテストした結果そのように感じたというだけですから、あまり参考にしないでください。使い続けているうちにまた評価が変わるかもしれません。 (^^;


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